Internship2

インターンシップ(特定活動告示9号)事例2

ご要望

 アジアの大学が日本のスタートアップ企業へのインターンシップ生の追加派遣を決めたので、学生のインターンシップビザを申請して欲しい。(事例1と同大学、学生2人目、受入企業2社目)

ビザの要件

(※事例1と同様)

 1 海外の大学

  ・ 日本の受入企業とのインターンシップ契約の締結
  ・ 学生の推薦状の発行
  ・ インターンシップによる単位の取得、卒業年限の取決め

 2 学生

   日本語能力試験N4以上

 3 日本の受入企業

   インターンシップ計画書、評価書(様式)の作成

課題

 1 日本の受入企業にインターンシップの経験がない。

 2 申請まで1か月しかない。

対応

 ご依頼は、「インターンシップ事例1」と同じアジアの大学から、事例1と同プロジェクトによる、日本の大学発のスタートアップ企業(事例1とは別企業)への2人目の派遣を決定したことによる、2件目のインターンシップビザの申請代行でした。

 海外の大学が準備する日本の受入企業との契約書のひな型は前回完成しており、他の書類も前回揃えたので、そちらのやり取りはスムーズであり、日本の受入企業が準備する計画書と学生の評価書の作成代行が主な対応となりました。
 要件上、学生の評価基準と海外の大学の単位の取得との関連性が求められますので、企業に学生の担当業務を聴取して実施計画書案を作成し、評価書の様式も大学に学生の専攻内容を、日本企業に評価基準を聴取して作成し、企業内部、大学内部に案をご確認頂き、前回に比べてスムーズに申請準備が進みました。

 ところが、日本の受入企業に海外の企業とのタイアップ事業が決まり、受入企業の主要メンバーらに急きょ受入期間中の長期出張が入り、スタートアップ企業であるため人員が少なく、学生を受け入れることができなくなってしまいました。
 そこで、日本の大学が再度、同大学発の別のスタートアップ企業を海外の大学へ紹介し、受入企業が決まりましたが、申請まで残された日数は僅かでした。
 しかし、海外の大学及び学生は来日の準備を着々と進めていましたので、当職は急ぎ、新たな受入企業の計画書案及び評価書様式案を作成、確認を取り、当職から入管あての早期審査の願出書を前回に引き続いて作成し申請した結果、1週間足らずで許可を頂く事ができました。

 海外の大学、日本の受入企業、日本の大学の各ご担当者から重ねて感謝頂き、今後の学生のビザについてもご依頼されたいとの弁を頂きました。