複雑なスポンサー資金スキームと「独立した映画制作活動」を立証、映画監督・脚本家の「芸術」ビザを獲得!
ご要望
アメリカを拠点に活躍する韓国籍の映画監督・脚本家が、日本で長編映画を制作し、継続的に活動するための「芸術」ビザを取得したい
ビザの要件
・ 創作活動により収入を得ること
・ 創作活動の収入のみで生活できること(=相当程度の業績があること)
お客様の課題
お客様はアメリカの映画業界で活動し、国際映画祭での受賞歴も持つ卓越したクリエイターでしたが、日本での活動を実現するためには以下の課題がありました。
1⃣ 過去に日本に滞在していた際の経歴とアメリカでの活動履歴において、空白のない正確な時系列を説明し、不法就労等の疑念を完全に払拭する必要があったこと。
2⃣ 通常、映画監督の活動は「特定の映画を撮るために有期で来日する」とみなされ「興行」ビザに分類されるリスクが高く、日本を生活拠点とする「芸術」ビザの要件をクリアするハードルが高かったこと。
3⃣ 日本の制作会社に雇用されるのではなく、韓国の親族企業がスポンサーとして日本の制作会社に資金を提供し、そこから業務委託として報酬を得るという、入管の審査において実態の証明が難しい「単独出資スキーム」であったこと。
対応
当事務所では、お客様が単なる制作現場の雇われ監督(スタッフ)ではなく、自ら脚本を執筆し、作品全体を統括して創り上げる「独立したクリエイター(芸術家)」であることを主軸に据えた戦略を立てました。
まず、懸念となる資金スキームと生活の安定性を証明するため、「映画制作スポンサー基本契約書(韓国企業と日本の制作会社間)」および「脚本・監督業務委託基本契約書(日本の制作会社とお客様間)」の2種類の重要契約書を弊所で作成代行し、資金の流れと十分な報酬の支払いを法的に立証しました。
さらに、お客様の圧倒的な業績を可視化するため、米国O-1Bビザ(卓越した能力者向けビザ)の承認通知、業界トップの専門家7名からの強力な推薦状、著名な映画祭での受賞を裏付けるInstagramの投稿記録などを的確に要約・解説したレポートを作成しました。
これにより、「興行ではなく芸術である」という強固なロジックを申請理由書で展開し、審査官の懸念を論理的に取り除くことに注力しました。
結果
緻密な立証と完璧な書類準備が功を奏し、申請から3週間という異例の早さで、難易度の高い「芸術」ビザの在留資格認定証明書(COE)が無事に交付されました。
お客様からは、「3週間ほどという非常に早い期間でここまで進めていただき、また、非常に難易度の高い『芸術』ビザで許可をいただけたこと、本当に感謝しております。中野先生にここまで丁寧にご対応いただけたこと、心より感謝申し上げます」と大変お喜びの声を頂きました。
さらに、今後の日本での活動に向けても、「今後は永住権の可能性を探りながら、どういう方向性で活動していくのが最も現実的かつ効果的なのか、中野先生と一緒に考えていければ大変心強く思います」と、弊所への厚い信頼と継続的なサポートへのご期待をお寄せいただくことができ、大変満足度の高い結果となりました。
※ ご自宅から相談できます


















